令和元年度会食サービス食品衛生管理研修
会食サービス食品衛生管理研修を終えて
一人暮らし高齢者会食サービス事業において、食品衛生管理の徹底を図ることを目的として、市内各地区センター・交流館5か所の会場で開催いたしました。
内容
- 食品衛生管理の基礎
- 会食サービスとは
- 活動の情報共有(アンケート結果から見た現状と課題)
- グループワーク
一人暮らし高齢者会食サービス事業は、現在19グループで活動しています。
グループワークでは「他の状況を聞き参考になった」「会場によってだいぶやり方が違うと感じた」などの感想をいただきました。
グループワークから
工夫していること
- 揚げ物をお店に頼んだり、魚など切り身は事前にカットをお店に依頼している。
- 男性に机、椅子の運び出し等、力仕事をお願いしている。
- 調理室と会食会場が離れていて大変なため、調理したものを会食会場に運び、盛り付けを行っている。
- 調理室と会食会場が離れているためワゴンで運んでいる。
- 参加者でできることは協力してもらっている。
- ワンプレートランチ、盛り付けで雰囲気を出している。
- なるべく会場近くで買い物をする。
- 新鮮で安い品ぞろえの店で購入する。予算により安い食材に変更する。
買い物について
- ボランティアの高齢化により、多量の食材の買い物が負担になっている。
- 車が利用できないため、自転車での買い物になるが、天候の悪い時は困難を極める。
- 近くにスーパーがなく買い物が大変。
ボランティアの高齢化
- 保険に入っているとはいえ、高齢者には危険なこともあるので、ボランティアの年齢制限をしてみてはどうか?
- 今までやってきた高齢者の方に教えていただいていることも多いので、年齢制限はやめてほしい。
ボランティア不足
- 地区センター、交流館などに募集のポスターを掲示してみては。
- 地区センター、交流館などを趣味などで利用している人に呼び掛ける。
- ボランティアの中に民生委員がいれば、見守りなどにも助かる。
- 男性のボランティアは重い鍋を運ぶなど力仕事をしてくれて、大変助かっている。
ボランティアの負担金
- 会食グループにより、200円〜500円と幅があるが、同じものを食べる場合は、会食者と同じ500円にした方が良いと思う。
会食者
- 会食者から100円でも200円でも払ってもらった方が良い。
- ボランティアより会食者の方が若い、年齢を上げても良いのでは。
- 今後対象者が増えていくので75歳以上にしてみては。
- 男性の会食者はテーブルのセットを手伝ってくれて大変ありがたい。
会場
- 足の不自由な会食者には、和室は不便。洋室があっても飲食禁止などで利用できない。
ボランティアセンターより
各地区の現状と様々な課題の確認や情報交換をいたしました。
今後、この研修会で出た内容を基に事業の在り方を検討して参りたいと存じます。
貴重なご意見をありがとうございました。