平成28年度分野別グループ研修模様(C・D・E合同実施)
9月28日(水)13:30から、中央市民会館会議室にて、今年度最後の分野別研修が開催され、112名の会員が参加しました。
講師
武里病院(認知症専門病院)医療相談室長/認知症連携担当 小平敦之先生
主な内容
- 高齢者人口と認知症高齢者数に関する推計
- 「認知症」と「もの忘れ」の違いは
- ストレスをためず、また、「うつ」にならないためには
- 認知症に自覚症状はあるか、また、早期診断のための受診のタイミングは
参加者は、平成28年9月現在の推計数字 『日本の総人口1億2,700万人、65歳以上の高齢者人口3,461万人、認知症高齢者数約540万人(可能性のある人を含めると約940万人)』 に驚きながらも、ユーモアを交えた講師の説明に真剣に耳を傾け、「認知症」(覚えられない)と「もの忘れ」(思い出せない)の違い、受診のタイミング、早期発見・早期治療が一番大事であることなどについて理解することができました。参加者にとってとても有意義な研修でした。
※研修時のレジメを中央市民会館2F活動室ホワイトボードに下げてありますのでご覧ください。
研修中に実施したアンケート回答(一部抜粋)
Q1. 本日の講座はいかがでしたか?
今回95名の方からご回答いただきましたが、すべての方が「大変良かった」ということでした。
Q2. 今回の講座で良かった点、気になった点は?
①認知症は健康な人にとっても身近なことと捉えなくてはならないと思いました。
②MCI(軽度認知障害)の症状や認知症になった場合の対処法などとても良く理解できました。
③日頃の生活で予防ができるのだということを教えていただいて良かったと思います。
④楽しいことを増やすように心がけ、病気を寄せ付けないよう過ごしたいと思います。
⑤笑顔が大切、いい加減、をモットーにこれからも楽しんで生きます。
Q3. 今後やってほしい講座は?
①食のこと、睡眠のことなど、健康面のことを学びたいです。
②同じ講座を再び年1回でもよいのでやっていただきたい(忘れるから)。
③高齢者の病気に関するもので、日常楽しく笑いを取り入れる知恵や方法を教える講座。
上記の説明資料はいずれも小平先生が講演で使用されたものです(無断転写禁止)